EMF専門委員会の紹介
当委員会は、JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)の環境・安全活動の一環として、電子情報機器からの電磁波および機器の使用に伴う健康影響に関して、電子情報機器の製造業界・企業としての対応を協議するための委員会です。
- JEITA所管機器からの電磁波および機器の使用に伴う健康影響(作業環境など)について、当業界としての指針策定の必要性を検討するため、国内外の研究動向、規格および指針動向を調査するとともに、関連機関との情報交換を行なっています。
- JEITA所管機器の各国電磁界ばく露規制への適合性確認方法を調査・確立しています。
1.電子情報機器からの電磁界による人体ばく露(EMF)に関連した健康影響へのJEITA対応の検討
- 国内外の学会や研究機関の情報を収集し、EMFやJEITA所管機器の使用による健康影響を調査し、ウェブ公開やセミナーを通じて情報発信しています。
- EMFの健康影響を中心として、JEITA所管機器の使用に関する健康影響の情報を収集し、各社に情報配信するとともに、Webなどを通じてユーザへの情報公開、注意喚起を行っています。
2.EMFや使用環境等が与える健康影響に関する情報収集発信
- IEC TC106への委員派遣、海外の工業会との技術情報交流等を通じて、EMFの測定評価法の標準化に対応しています。
- EMF指令(2013/35/EC)の交付に伴う動向調査を継続し、JEITA内関連委員会へ情報提供を行っています。
- 国内電波防護指針の改訂、ICNIRPガイドラインの改訂が見込まれることに対し、対応計測器のメーカーへの申し入れを必要に応じて行っています。
3.EMF評価法に関する国際標準化対応
- 最新の測定機器やシミュレーションツール開発メーカーにデモを依頼するなど、そのコミュニケーションを通して最新の情報を収集しています。