制御・エネルギー管理
専門委員会
制御・エネルギー管理専門委員会傘下WGの活動をご紹介いたします。
WG1:
連携制御
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WG1:連携制御
連携制御とは、既存の設備を有効に使って、カーボンニュートラル推進や、省エネルギーを行う制御技術です。工期が短く、投資が少なく、費用対効果が高い、という改善効果を制御で実現するものです。
連携制御ガイドブック
業界誌等への投稿
連携制御についての論文を業界の専門誌へ投稿しています。また、連携制御の導入検討から効果の検証方法までを網羅したガイドブックを刊行しています。
<クリック頂くと、旧サイトへ遷移します。>
ASEAN諸国への連携制御普及
連携制御の普及活動をCEFIA(*1)フラッグシッププロジェクトとして実施してます。
*1:CEFIA(Cleaner Energy Future Initiative for ASEAN)とは、ASEAN地域でビジネス主導によって、エネルギートランジションと脱炭素技術の普及を目指す官民連携イニシアティブです。→ 詳細はこちらをクリック
(外部リンク:CEFIA/Flagship Project:RENKEI Introduction へ遷移します)
テクニカルレポート
詳細は、上記リンクへアクセスの上ご確認ください(外部リンク)
01.
供給機器連携
供給設備内での各機器の個々の特性を考慮して運転を制御する手法である。機器の組合せや設定を最適配分してコストあるいはCO2排出量を最小化する。
02.
供給設備連携
近隣の供給設備間の連携運転を制御する手法である。例えば、隣接工場の供給設備を一つの供給設備とみなした負荷の最適配分や工場内の複数供給設備を一つの供給設備とみなした負荷の最適配分など、供給設備間の負荷を最適に配分するものである。
03.
需給連携
需要設備の需要量に応じて供給設備の運転を制御する手法である。需要量の実際値に基づいた供給機器の負荷の最適配分を行うもの、需要量の予測値に基づくものなどがある。例えば、小さな規模では設備冷却水の設備側運転状態に応じた流量の制御などが該当する。
04.
需給双方連携
需要設備の需要量に応じて供給設備の運転を制御し、さらに供給設備の能力を超える需要がある場合、需要側の調整を行う手法である。
05.
需給設備連携
需要設備の生産システム同士が連携し、需要側の調整を行う手法である。需要側の調整としては、操業調整を行う場合、生産計画の変更を行う場合がある。
委員による事例紹介
業界セミナー 実施リスト
開催日時 | 開催場所 | セミナー名称 | 発表者 | セミナータイトル |
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2023年10月18日 | 幕張メッセ | CEATEC2023 | 富士電機 | サステナブルな省エネ活動に貢献する連携制御 |
2024年2月2日 | 東京ビックサイト | ENEX2024 | 横河電機 | サステナブルな省エネ活動に貢献する連携制御 |
RENKEI Control to Deliver to ASEAN Countries
Date | Venue | Name of Seminar | Presentator | Seminar Title |
---|---|---|---|---|
August/25th/2023 | Bali Indonesia | CEFIA 5th Forum | Ms. Lee Peoy Ying | RENKEI Control Flagship Project Summary |
業界誌等への投稿
日時 | 雑誌・文献名 | バックナンバー | 投稿タイトル | カテゴリー |
---|---|---|---|---|
WG2:
制御システムセキュリティ
制御システムのセキュリティ
確保に関する調査・検討
制御システムのセキュリティ確保のための調査研究活動を行っております。現場での効果的な対策の実施を支援する「J-CLICS」等の普及を通じて、制御システムセキュリティの確保、向上に貢献してまいります。
WG2:制御システムセキュリティ
制御システムのセキュリティ確保に関する調査、検討、広報をおこなっております。
制御システムセキュリティの現状と課題に関する調査研究
制御システムに関連する最新技術(たとえばIoT, AIなど)に関する情報・トピックスを収集し、制御システムのセキュリティに関する現状の分析、今後の課題の抽出、対策の提言にむけた調査検討をおこなっています。
制御システムセキュリティ自己評価ツール「J-CLICS」の更新・公開
日本電気計測器工業会(JEMIMA)/計測自動制御学会(SICE)と合同で実施しているワーキンググループに参加し、日本国内でセキュリティに関する普及啓発やインシデント管理を行っているJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)と連携しながら、制御システムセキュリティ自己評価ツール「J-CLICS」の更新・普及に向けた活動をおこなっています。
制御システムセキュリティに関する情報発信
制御システムセキュリティに関する課題への対策の提言を作成し、学会や展示会での講演や学会誌や雑誌への寄稿などを通じて、情報発信をおこなっています。
WG3:
サービスイノベーション
産業オートメーションのサービスビジネスに関する調査・検討
近年の産業オートメーションサービスはシステム/機器の保守という範疇に留まらず、これらの最適運用の提案、省エネ、操業改善サポート等々、ソリューション的な側面を強めてきている。
これと呼応するかのように、ユーザ側からは課題発掘型コンサルテーションやセキュリティ強化など高度な付加価値サービスへのニーズが年々高まっており、ユーザ/サービスプロバイダ間のやり取りを適正・健全化する為の何らかの枠組み構築が求められている。
本WGでは予知保全技術の調査・検討、普及に取り組んできたが上記の問題意識のもと、サービスの種別や内容による分類を明確化してサービスプロバイダと発注者の間の行き違いを改善することなどを目的に、日本市場に適したサービスクラス・スキームの定義やその活用について検討・議論し、解説書としてまとめた。
さらに最近ではコロナ禍でテレワークが普及するなど変化が起き、サービスの現場も変化を求められているなか、異常予知技術、ロボットやドローン等々、様々な新しいサービスに成り得るアイテムの現場での活用が検討されているが、これらアイテムの現場活用がなかなか進まない現状がある。
Society 5.0推進と言われながら「多数ある良いアイテム」が「なぜか上手く進まない」。ニューノーマル時代を機として、それらをサービスビジネスで活用する方策について具体的な提言を行っていく。
WG3:サービスイノベーション
産業オートメーションのサービスビジネスに関する調査・検討を行っております。
2020年度
2020年度
詳細レポート
「製造現場におけるコロナ対応アンケート」調査
「製造現場に於けるコロナ対応アンケート」調査 122ページ(5.2MB) 大問14、小問283「コロナ_操業_アンケート」でググると1位。自由記述の回答はすべて記載しており、各プラントの工夫や問題意識を回答者・読者が共有できるようにしている。
2018-2019年度
2018-2019年度
詳細レポート
2050年 未来予想図
「2050未来予想図」発表計装エンジニアが2050年の未来を予想したら・・・、をテーマにディスカッション、討議まとめ内容をCEATEC(幕張メッセ)などで発表
2012-2017年度
2012-2017年度
詳細レポート
産業オートメーション向け「サービスクラス」規定・作成
産業オートメーション向け「サービスクラス」規定を作成。欧州でのサービス・クラスという業界規格に注目し、日本の商習慣に合わせ互換をもたせて発行。Web掲載。
2009-2011年度