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産業オートメーションのサービスビジネスに関する調査・検討(WG3)
WGの紹介
近年の産業オートメーションサービスはシステム/機器の保守という範疇に留まらず、これらの最適運用の提案、省エネ、操業改善サポート等々、ソリューション的な側面を強めてきている。
これと呼応するかのように、ユーザ側からは課題発掘型コンサルテーションやセキュリティ強化など高度な付加価値サービスへのニーズが年々高まっており、ユーザ/サービスプロバイダ間のやり取りを適正・健全化する為の何らかの枠組み構築が求められている。
本WGでは予知保全技術の調査・検討、普及に取り組んできたが上記の問題意識のもと、サービスの種別や内容による分類を明確化してサービスプロバイダと発注者の間の行き違いを改善することなどを目的に、日本市場に適したサービスクラス・スキームの定義やその活用について検討・議論し、解説書としてまとめた。このスキームは先行する欧州の業界団体(英GAMBICA、独ZVEI、仏Gimelecなど)が策定するサービスクラスと相互互換ができる。
今後はさらなるサービスの価値創造を標榜するため、IoTがもたらす社会と産業の未来の洞察とサービス・イノベーションに関する調査・検討を行う。
活動計画
・「2050年の社会と産業の未来像」の議論を深め、サービス・ビジネスや価値のあり方を議論
・報告書(ガイドライン、解説書)の発刊と、その広報活動
・他団体との意見交換、連携、ユーザ訪問
・予知保全技術やサービスクラスに関連する活動
成果物・刊行物等
(原稿)未来予想図2050〜制御エンジニアが俯瞰する2050年のオートメーション・サービス〜
(発表スライド) 未来予想図2050〜制御エンジニアが俯瞰する2050年のオートメーション・サービス〜
「未来予想図2050〜制御エンジニアが俯瞰する2050年のオートメーション・サービス〜」(講演者:富士電機 油谷 訓男)
「未来予想図2050〜制御エンジニアが俯瞰する2050年のオートメーション・サービス〜」(講演者:横河電機 澤田 充弘)
「未来予想図2050~制御エンジニアが俯瞰する2050年のオートメーション・サービス~」(講演者:富士電機 油谷 訓男)
「未来予想図2050~制御エンジニアが俯瞰する2050年のオートメーション・サービス~」(講演者:富士電機 油谷 訓男)
「IoTイノベーションがもたらす予知保全技術の未来像」(講演者:横河電機 結城 義敬)
「設備管理が変わる~予知・予兆監視診断技術の新たな潮流
【調査研究】 ビッグデータ時代の予知保全サービスイノベーション」
1.[提言]第4次産業革命を生き抜く予知保全サービス
2.ビジネスモデル変革を促すオートメーション ・ サービスクラスとは?
「IoTが加速するスマートオートメーションサービス ~IoTとサービスクラススキームの新結合による価値共創~」(講演者:横河電機 秋定 征世)
解説書:産業オートメーション・サービスクラス ―定義と運用―
発表資料:産業オートメーション業界におけるサービスクラスの標準化
(発表者:アズビル 木幡 真望)
ついて論文が採択され、発表しました。
また、本論文の原本はwww.springerlink.comから入手可能です。
発表資料:A new service class scheme for service innovation in Japanese automation industry
A paper prepared by the working group was published at the 3rd International Conference on Serviceology (ICServ 2015) in San Jose, California, U.S.A.
The original publication is available at www.springerlink.com
第2回国内大会において発表しました。
発表論文:産業オートメーション業界におけるサービスクラスの標準化
サービスクラススキームの事例
・GAMBICA(英国工業会)
・ZVEI(ドイツ電気・電子工業連盟)
当WGへの参加について
制御システムベンダー会社を中心に産業オートメーション・サービス分野に限らず、広く参画企業・
団体を募集中です。詳細は事務局までご連絡・ご相談ください。