【音入れ】ナレーション
~映像編集は音が重要!~
良い動画になるかどうかは、音にかかっています。
動画編集ソフトで後から追加する音声は以下の4つに分類されます。
一つずつ解説していきます。
①動画についている音声(環境音)
動画撮影時に一緒に収録する音声のことで、インタビューの声や、環境音などがこれに含まれます。前章の撮影編に記載している音声収録を参考に、綺麗な音の収録を心がけましょう。
編集時には音量を最適化したり、不要な低音や高音を削除し聞きやすくしたりします。
②BGM
動画の雰囲気を決める最も重要な要素はBGMです。大きくなりすぎたり小さくなりすぎたりしないように、適切にボリューム調整をしましょう。他の音が入っていないシーン(例えばオープニングやエンディングなど)だけボリュームを上げて、動画を見ている人を引きこむテクニックもあります。BGMには著作権や著作隣接権が存在するので、公開する動画を作る場合は、フリー音源を使用し、フリーで使用できる範囲を規約で確認しましょう。
無料の音源でも商用利用できるものとできないものがあるので要注意です。
近年はサブスクリプションで音楽を使い放題できるサービスなども出てきました。
③ナレーション
動画の補足説明として使うためのナレーション。効果的に入れることによって、字幕よりもわかりやすくなります。
ナレーションを収録する場合は部屋の反響音などに注意し、クリアな音声収録を心がけましょう。動画と同録の場合と比べて、ナレーション録りは後から何度でもやり直したり、動画の尺を見ながらセリフを調整したりできる点がメリットです。
喋りに自身が無くても、最近はAIの合成音声のナレーション作成ソフトもあります。
④効果音
YouTuberなどが、効果的に実施している効果音。重要なセリフの前の太鼓の音や、笑い声、歓声など、効果音を使用することで盛り上がる動画にすることが出来ます。効果音を使用する際のポイントは、タイミング、音量、どんな音にするか、です。テレビ番組や映画なども参考に自分の好きな効果音の演出を探してみましょう。こちらもBGMと同様に、著作権等は配慮が必要です。