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【コラム】インハウス動画制作のススメ

【まず最初に】動画を見た人に何を伝えたいか考える

一般的に動画制作のワークフローはプリプロダクション(企画)→プロダクション(撮影)→ポストプロダクション(編集)の3つの工程に分けられます。
企画は、動画制作の中で最も重要な工程です。
制作する動画の目的と映像制作の手順の具体化をする工程です。下図のNG例のように撮影や編集に負荷を持たせがちですが企画にかける割合を増やすことが、動画制作を成功させるポイントになります。

まずは、作る動画について整理してみましょう。

① なんのための動画なのか?
動画の目指す目的を決めましょう。

(例) お店のフィーチャーをドラマチックな動画にしアピールする。動画投稿してお店のSNSにも公開する。

② 誰に見てもらう、誰に伝える動画なのか?
ターゲットを整理・明確化しましょう。

(例) 美味しく雰囲気が良く通いたいレストランを探している人。
特にネット影響力のある若い女性に気楽にみてもらいたい。

③ 動画のイメージ(テイスト)は?
動画の構成や演出の大方針をここで考えます。
明暗、スピード感、時代感、色彩感 etc

(例) 三幕構成(後述)のストーリーをテンポよく展開し短時間で要点がわかる動画にする。インサートカット(オシャレ風店内、彩りのよい料理、リーズナブル感 etc)でアップテンポで畳み込むが、全体の雰囲気は優しい暖色系。おいしそうに食べている自然な笑みにはこだわりたい。

④ 予算・時間のマネジメント
企画段階で予算・期間を計画して無理がない様にしましょう。

(例) 最低限の予算で実施したいので、撮影は自前のカメラ・編集はフリーソフトで実施。お店の休業日にご飯をおいしそうに食べてくれる友達にモデルをお願いして1日で撮影する。

具体的に整理することで撮影・編集にも安心して作業を進めることができ、本当の意味で有意義な動画になると思います。

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