液晶材料について
液晶パネルの中の液晶材料
下図に示すように、液晶パネルの構造は、2枚のガラス基板の間に液晶層が挟まれたサンドイッチ状になっています。
ここでの液晶層の厚さは、約5μm(1μmは、1000分の1mm)と非常に薄いため、使われている液晶の量もごく僅かです。例えば、ディスプレイの画面サイズが30cm(12型)では約230mg、38cm(15型)でも約350mgしか含まれていません。
このため、液晶パネルの構成材料の重量比率としては、ガラスが90%近くを占め、液晶材料は約0.1%を占めるに過ぎません。
このように液晶層は非常に薄いため、もしガラスが割れても、表面張力のため破損部より液晶が流れ出すことはありませんが、万一、液晶材料が手などに付着した場合は、通常の石鹸で洗い流してください。
液晶パネルの断面図例
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