JEITA
ディスプレイデバイス環境安全委員会

Title

リサイクルの取組み
リサイクル活動事例

液晶パネルの主成分であるガラスのリサイクル事例について紹介します。

亜鉛精錬における硅石代替材料として利用
製鋼煙灰に含まれる亜鉛を取り出すために、鉄分除去剤として用いられる珪石に一部液晶パネルのガラスを利用します。ガラス成分は鉄分と反応し、スラグ化したものを回収し、セメントの原料に利用します。
液晶材料、偏光板等の有機材料は炉内で完全燃焼します。亜鉛もスラグも回収できるため、一石二鳥です。
下図に本システムの概要を示します。

焼却・溶融システムでの利用
従来埋め立て処分されていた一般廃棄物の焼却処理で発生する焼却灰をガラスくずと一緒に溶融炉を用いて1300C°以上で溶融処置をすることにより、化学的に安定な溶融スラグに再生します。この溶融スラグは路盤材等の土木用をはじめ建築用、窯業用の資材としてリサイクルされます。
液晶パネルのガラスは、このガラスくずとして活用されています。


亜鉛精錬システムの概要

亜鉛精錬システム



液晶ディスプレイの省エネ効果 省エネ製品としての貢献

地球温暖化への影響
液晶材料について 液晶材料の生体に対する影響

液晶パネルの中の液晶材料
リサイクルの取組み リサイクル活動事例
地球温暖化防止への取組み PFC(パーフルオロ化合物)排出削減
国際協力の取組み WLICC(世界液晶産業協力会議)の活動

HPに関する質問
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