【撮影の基本】フレーミングとカメラアングル
・撮り方の基本
「良い撮り方」=「あとで見て見やすい画面」ではないでしょうか。
他の人の撮ったビデオを見て疲れる事がありますが、そのほとんどが、画面が絶えず揺れていたり、あちこちと向きが変わってしまう、つまりは船酔い状態です。
この画面揺れを解消するのに
1:きっちりと構える
2:三脚を使用する
のがよい手段でしょう。手持ちのカメラ撮影は、最近では、映画やドラマでの臨場感づくりで採用されていますが、今回は、特にお店のプロモーションビデオ制作ですので、積極的に三脚を利用してみましょう。
・ズームについて
ズーム機能は、遠くの人や場所をアップにできて便利ですが、撮影中、ズーム操作を多用すると、意外と見にくい動画になることも多いものです。
お店の紹介としては、例えば場所の説明として
お店近隣の風景
お店前の全景
のように動かしたりすると、お店の位置を理解するのに役立ちます。
・撮影位置について
撮影位置を決めるにあたり、どのように光があたっているかがポイントになります。窓際とか照明下とか試して光と影を確認しながら撮影を進めるようにしましょう。
・インサートカットも忘れずに
印象的なシーンには、食べ物をクローズアップした、固定したアングルのカットも効果的です。
出来上がった料理がよく見える角度から5秒以上のカット(インサートカットと呼びます)を撮影しておくと、“食べたい”を思いおこさせる映像に仕上げることができます。
・傾きには気をつけて
横方向(水平)がずれて傾いていると全体が台無しです。水平方向の傾きは常に気をつけるようにしましょう。カメラの液晶画面に、水準器や格子画面が出せる機能があれば、オンにしておくと安心です。水準器付き三脚も便利です。