【ライティング】人物撮影は光を意識しましょう
【ライティングの基礎】ご存じですか? 基本の3点照明
一番強いライトがキーライトです。
ななめ45度の高さ・角度から当てるのが自然です。
この時に出来る影を和らげるのがフィルライトとなります。
キーライトよりも正面気味に当てるとより効果的です。
バックライトは逆光を作り被写体の輪郭を浮かび上がらせて立体感を出すときに使用します。
光がポイント!お料理動画撮影のコツ
それでは完成した料理をおいしそうに見せる簡単で上手な料理動画のライティングとフレーミング(構図)について考えてみましょう。
ライティングの基本
カフェやレストランでの撮影は明るい窓際の席やテラス席がオススメです。
そして、料理にななめ後ろから光が当たるポジションがベストとなります。
このように窓から差し込む日光をキーライト&バックライトとして活用します。
このような光を半逆光といいますが料理にテリを加えてくれてメリハリのある立体的な動画にしてくれます。
さらに光の方向をコントロールしてキラッと光るハイライトを入れたり、立体感を出しておいしさが伝わる動画にするためにテーブルの上の料理をはさんで窓と反対側に白いシャツやコピー用紙など白いものまたはアルミホイルなどを置いて光を反射させてフィルライトとして光を調節してみましょう。
意外と簡単に撮れますので試してみてください。
フレーミングの基本
カメラはななめ上45度から撮るのが料理撮影の基本です。
それは座った高さから料理を見たときの一般的な角度になるのでとても自然な動画になるからです。
また、たくさんの要素を入れ過ぎるとごちゃごちゃした印象になります。なるべく、一番見せたい部分に近づいて撮るようにしましょう
フレーミングは料理を中央に置くよりも左右どちらかに少しだけ空間をつくるようにするとよい雰囲気になります。
自分が伝えたい事が伝わる映像にするのはある程度の経験がいると思われがちですが、経験豊かなカメラマンが撮った動画が人を引き付けるかどうかは別の話です。
経験がなくても、伝えたい事をどう表現するかを考えてから、撮影する事で心に響く動画にすることは可能です。
撮影前に目論見をたてて創意工夫すると、動画撮影の楽しさに気づく事と思います。
このコラムを活用ししっかり準備して、撮影を楽しんでください。