部会長あいさつ

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JEITA電子部品部会長 齋藤 昇 TDK株式会社 代表取締役 社長執行役員CEO

JEITA電子部品部会長 齋藤 昇 TDK株式会社
代表取締役
社長執行役員CEO

電子部品の世界需要は、生成AI(人工知能)やデータセンター、サーバーなどIT(情報通信)インフラへの積極的な投資拡大が牽引し、また、自動車分野でもPHEV(プラグインハイブリッド車)やHEV(ハイブリッド車)を含むxEV(電動車全般)や、ADAS(先進運転支援システム)の継続的な成長が今後の長期的な需要増加を後押しするとみています。
AI主導のデータ社会が発展する中、高まる演算・通信能力への対応が不可欠となり、膨大なデータ処理における電力消費や熱問題の解決が電子部品業界にとっても大きなビジネスチャンスとなります。
今後は、ハードウェアの提供にとどまらず、必要に応じてソフトウェアを組み合わせた「ソリューションビジネス」への転換が急務となります。用途もAIやスマートフォンにとどまらず、モビリティー、ロボット、ドローン、スマートグラス、産業機器の予知保全など多岐にわたり、電子部品はAIエコシステムの構築に不可欠な存在となります。
一方、めまぐるしく変化する世界情勢の中、電子部品業界は社会を内側から支える存在として、供給責任を果たしていく必要があり、また、サプライチェーンの強靭化をこれまで以上に主体的にマネジメントしていくことが求められています。
これからのJEITA電子部品部会の活動においては、電子部品業界の認知度・理解度をさらに向上させていきたいと考えています。電子部品は技術革新を支える「黒子」ですが、モビリティーやロボティクスなど今後の成長市場に対して自社部品がどう貢献しているかを明確に打ち出し、社会との距離感を縮める積極的な広報・認知活動が必要です。特に、将来を担う人材である学生や若手を中心に認知度・理解度を向上させていくことが重要になります。
世界情勢など様々な制約や競争関係があることは承知していますが、中長期で見れば、この電子部品業界は明るい未来に向けてできることは多いと確信しています。その未来をぜひ皆様と共に築いていきたいので、引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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