JEITA電子部品部会とディスプレイデバイス部会がCEATEC 2023に共同ブース出展

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2023年9月28日

報道関係各位

一般社団法人電子情報技術産業協会
電子部品部会/ディスプレイデバイス部会

JEITA電子部品部会とディスプレイデバイス部会が
CEATEC 2023に共同ブース出展

展示テーマは「人間拡張 (Human Augmentation)」
次世代に向け、電子部品・デバイスの将来の可能性を伝える
コンファレンスも併せて実施

 一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)の電子部品部会(部会長 栗山年弘 アルプスアルパイン株式会社 代表取締役会長)とディスプレイデバイス部会(部会長 伴厚志 シャープ株式会社 パネルセミコン研究所 副所長)は、10月17日(火)から20日(金)までの4日間、幕張メッセにて開催する「CEATEC 2023」のパートナーズパークエリアに企画ブースを設置し、共同で特別展示を実施することを発表しました。「人間拡張」をテーマに、関連大学研究室とも連携、デジタル社会における電子部品とディスプレイデバイスが実現するウェルビーイング社会の可能性を示します。またCEATEC 2023の会期中には、デジタル産業を支える半導体・電子部品業界の将来性と可能性を伝えるコンファレンスも併せて実施することで、次世代層に向けてデジタル素養・知識等を幅広く習得する機会を提供します。

◆展示テーマは「人間拡張」

 人間拡張(Human Augmentation)は、AIやIoT、VRやARなどのデジタル基盤とエレクトロニクス技術を用いて、人間の能力・知覚などを増強・拡張させる技術です。AI、Web3.0、メタバース、量子コンピューティング、Beyond 5G/6Gなどのデジタルイノベーションの進展によって、大量のデジタルデータが収集・解析され、今後、そのデータ量は加速度的に増大していくことが予想されています。これらのデジタルデータを電子部品やディスプレイ等の先進デバイス技術が繋ぎ、適切に人間にフィードバックすることによって、豊かで多様なウェルビーイング社会の実現を目指し、地方創生や人手不足などの課題にも向き合う技術として期待されているテーマです。

◆電子部品・デバイスの技術でデジタルデータを人間にフィードバック

 電子部品・デバイスは、Society 5.0社会を実現するため、CPS/IoT分野において、フィジカル空間の様々なリアルデータを入力デバイスとしての「センサ」でセンシングしてデジタル化し、AIやビッグデータで最適化されたデータを出力デバイスとしての「アクチュエータ」などによって社会にフィードバックする重要な役割を担っています。電子部品・デバイス技術は、今後もさらに進化し、人間の視覚や聴覚はもとより、触覚、嗅覚、味覚を含めた人間の五感や身体能力などもデジタルデータ化され、遠隔操作、自動操縦、感覚器官の向上等、様々な社会分野において人間の能力が拡張されるキーテクノロジーとして、ウェアラブルデバイスや機器・システムに搭載され、社会実装されます。今回の展示では、参加各社および大学研究室が、センサ、アクチュエータ等を組み合わせた先進的な電子部品・デバイス技術を披露し、来場者に体験の機会を提供します。また、以下の関連コンファレンスも開催します。

○10月18日(水)12:00-13:00 展示ホール内 「TECH HUB」
「電子部品技術ロードマップ ~電子部品技術の未来を俯瞰する~」 JEITA 部品技術ロードマップ専門委員会 主査 加藤喜文 氏

○10月20日(金)12:00-13:00 展示ホール内 「TECH HUB」
「電子部品・デバイス技術が広げる“人間拡張”の可能性」
アルプスアルパイン株式会社、国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)

◆ディスプレイの技術で視覚を拡張

 JEITAディスプレイデバイス部会は、10年後に向けディスプレイの姿や必要な技術等について取り纏めた「Display Vision」を策定しました。Sociarty5.0実現社会では、情報化とAIの進化によって、フィジカルとサイバー空間が融合しながら、人間の能力が新たなステージへと大きく拡張していきます。そこに至る過程において、ヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)としてのディスプレイの果たす役割は非常に大きく、最も多くの情報を占める視覚情報の処理を中心に様々な機能が複合される事で進化し、さらに高度なHMIとして発展していくものと考えられます。今回の展示では、参加各社および大学研究室が、透明ディスプレイ・空中映像ビデオ通話システム・裸眼3Dディスプレイ等のデモを用いて先進的なディスプレイ技術を披露し、次世代HMI体験の機会を提供します。また、以下の関連コンファレンスも開催します。

○10月17日(火)12:00-13:00 展示ホール内 「TECH HUB」
「電子部品・デバイス技術が広げる“空中ディスプレイ”の可能性」  アルプスアルパイン株式会社、宇都宮大学

○10月20日(金)10:30-11:30 展示ホール内 「TECH HUB」
「Display Vision ~人間拡張を実現するディスプレイ活用機会の拡大~」
JEITA ディスプレイデバイス統括委員会 委員長/シャープ株式会社 パネルセミコン研究所 戦略推進室室長 下川浩司 氏

◆展示ブース参加企業・団体(五十音順)

アルプスアルパイン株式会社、宇都宮大学 山本研究室、NVIDIA/株式会社マクニカ、株式会社Qception、自動運転“地域モビリティ”コンソーシアム、シャープディスプレイテクノロジー株式会社、株式会社ジャパンディスプレイ、新電元工業株式会社、スミダコーポレーション株式会社、筑波大学 感触工学研究室、東北大学 昆陽研究室、一般社団法人 人間中心社会共創機構、特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構、株式会社ネクスティ エレクトロニクス、国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)、法政大学 情報科学部 小池研究室、名城大学

◆学生向け特別企画 「FUTURE HUB(学生交流ステージ)」

JEITA 電子部品部会は、学生向け特別企画として、日本の電子部品産業の強みや、業界で働くことの魅力などを紹介するコンファレンスセッションを展示ホール内の特設コーナー「FUTURE HUB」にて連日開催します。

○10月17日(火)14:30-15:30
Leader’s Talk 「学生とTOPリーダーとの対話型トークセッション」
JEITA 電子部品部会長/アルプスアルパイン株式会社 代表取締役会長 栗山年弘 氏

○10月18日(水)14:30-15:30
Evangelist’s Talk <学生対象>「電子部品技術の基礎知識」
JEITA 部品技術ロードマップ専門委員会 幹事 高崎哲也 氏

○10月19日(木)14:30-15:30
Cross Talk 「電子部品メーカー若手社員と学生のクロストーク 『電子部品業界で働く』」
電子部品メーカー若手社員(アルプスアルパイン、TDK、村田製作所)と学生(慶応義塾大学、筑波大学、東京大学)のクロストーク

○10月20日(金)14:30-15:30
Evangelist’s Talk <学生対象>「電子部品技術の基礎知識」
JEITA 部品技術ロードマップ専門委員会 幹事 高崎哲也 氏

【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】

一般社団法人電子情報技術産業協会 経営企画本部 ブランドコミュニケーション部
TEL:03-5218-1053  E-mail:press@jeita.or.jp

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