リスクマネージメント専門委員会 宮川 和久 主査(日本ケミコン株式会社)挨拶
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- リスクマネージメント専門委員会 宮川 和久 主査(日本ケミコン株式会社) 挨拶
リスクマネージメント専門委員会は、部品メーカー参加各社の経営に資することを目的に、企業に潜在している問題をESG(環境・社会・ガバナンス)の観点で取り上げ、主に法務的視点での研究を行う場として、参画会社11社にて運営をしております。具体的には、年度毎に研究テーマを定め、研究結果の報告や各社の事例紹介を行うとともに、意見交換を通じてテーマへの理解を深めています。2023年度は「公正な取引への取り組み」として、競争法遵守および贈収賄防止について取り上げています。
その他にも、有識者によるテーマに付随した内容の講演会を実施しております。
世界各国の法律や規制はその時々の社会情勢により常に変化していきます。近年では、不安定な国際情勢や特定国への過度なサプライチェーン依存への懸念などを背景に、経済安全保障・地政学リスク対応の重要性が増しています。今後はこれらの課題について委員会としてどのように向き合っていくのか、検討を進めていきたいと考えております。
活動方針
- 参加各社の経営に資するため、 企業に潜在している問題を ESG 環境 ・ 社会 ・ ガバナンス の観点で取り上げ、部品メーカーとして(主に)法務的視点での研究を行う。
事業概要
- 法務リスクに関する各社の課題抽出と情報交換を通じた方策の共有
- 電子部品部会が要請したリスク事案についての調査研究
- 社内外有識者による講演会や勉強会の開催
- その他、当専門委員会が必要と認めた課題の調査研究
2023年度 活動テーマ
- テーマ 公正な取引への取組み(競争法遵守・贈収賄防止)
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背景
競争法遵守の取組みは大多数の会社において徹底されているものと思われるが、現実には有名企業であっても違反事例が報道されるなど、絶えず影響の大きい分野である。
また贈収賄についても、その行為に対する制裁が会社に与える影響は甚大であり、グローバルに事業を展開している企業にとって大きな経営課題となっている。そこで、各社が「競争法上の論点や事例」や「贈収賄防止に関する取り組みや課題」を報告し議論を行うことで、公正な取引を推進するための一助とする。
2023年度 専門委員会構成
- 主 査 日本ケミコン(株)、副主査:ホシデン(株)、監事:(株)村田製作所
- 参画会社 アルプスアルパイン(株)、SMK(株)、KOA(株)、太陽誘電(株)、(株)タムラ製作所、ニチコン(株)、日本ケミコン(株)、ヒロセ電機(株)、ホシデン(株)、マブチモーター(株)、(株)村田製作所
2023年度リスクマネージメント専門委員会活動概要について
日 程 | 概要 |
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第1回 開催6月16日(金) |
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第2回 開催7月14日(金) |
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第3回 開催9月22日(金) |
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第4回 開催10月20日(金) |
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第5回 開催11月17日(金) |
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第6回 開催12月15日(金) |
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第7回 開催3月22日(金) |
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有識者による講演会
- 日時 2024年3月22日(金)15時45分~17時15分
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形式
大手町ファーストスクエアカンファレンス
2F 会議室「Room C」/Webexハイブリッド形式 - 演題 「競争者間の業務提携と競争法上の留意点」
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講演者
長島・大野・常松法律事務所
弁護士 井本 吉俊 氏