全固体電池に関するセミナー2024を開催

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全固体電池に関する調査TFでは、TFの活動を周知し今後の活動に繋げることを目的として、全固体電池に関するセミナー2024を開催いたしました。

信州大学先鋭材料研究所研究所長、工学部 物質化学科卓越教授手嶋勝弥先生並びに(株)日経BP日経クロステック編集委員野澤哲生様を講師に迎え、それぞれ、技術的な観点及び市場的な観点から、全固体電池用材料開発の最新の研究や全固体二次電池の応用領域や将来用途についてご講演いただきました。

また、経済産業省電池産業課中出様より、蓄電池産業戦略の動向や経済安全保障推進法に関してご挨拶の中でご説明いただきました。

開催概要

  • 名 称 全固体電池に関するセミナー2024
  • 主 催 電子部品部会/全固体電池に関する調査TF
  • 日 時 2024年12月2日(月) 14時30分~17時00分
  • 会 場 JEITA401、402会議室
  • 参加者 46名
  • 講 師 信州大学 先鋭材料研究所研究所長、工学部 物質化学科卓越教授 手嶋先生
    (株)日経BP日経クロステック編集委員 野澤様
  • 挨 拶 東京都立大学名誉教授 金村先生(全固体電池に関する調査TF主査)
    経済産業省電池産業課 中出様

テーマ・講演概要

「フラックス法プロセスインフォマティクスを活用した全固体電池用材料開発」

信州大学先鋭材料研究所研究所長、工学部 物質化学科卓越教授手 嶋勝弥先生

最近特にデータ駆動・AIを活用した材料開発に注目が集まっている。手嶋先生の研究室では,フラックス法結晶育成技術を中核に,全固体電池用材料を研究開発されている。ご講演ではフラックス法プロセスインフォマティクスを活用した新たな全固体電池用材料創製についてご詳述いただいた。

「今後期待できる全固体二次電池の応用領域や期待できる用途関連」

(株)日経BP日経クロステック編集委員 野澤哲生様

全固体電池は、車載用途に脚光が当たっているが、液漏れしない、耐熱性が高い、輸率が高くCレートが高い、製造プロセスの選択肢が広い、といった点を生かした、これまでになかった電池の使い方も出てきている。ご講演ではそうした使い方の例にも触れ、全固体二次電池の応用領域や期待できる用途等についてご説明いただいた。

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