開催概要
- 開催時期 2026年3月9日(月) 15時00分~17時00分
- 開催形式 JEITA401会議室
- 参加者 73名
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講師
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA) 研究開発部門第一研究ユニット 研究開発主幹 内藤 均 様
株式会社富士経済 モビリティ・ソリューション事業部 第1部 弘中 祐介 様 - 挨 拶 東京都立大学名誉教授 金村先生(全固体電池に関する調査TF主査)
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の内藤均様並びに株式会社富士経済の弘中祐介様を講師に迎え、それぞれ、技術的な観点(宇宙環境における実証)及び市場的な観点から、全固体電池の実用化に向けた取り組みや次世代電池の市場・用途動向の将来展望についてご講演いただいた。
JAXA 内藤様
宇宙環境では、極端な温度変化への対応や高い安全性が極めて重要となる。内藤様からは、国際宇宙ステーション(ISS)を利用した世界初となる全固体電池の宇宙実証実験についてご報告いただいた。
地上試験と同等の充放電サイクル性能が宇宙空間でも発揮されることが確認され、今後の小型衛星や月面探査車(ローバー)等の過酷環境モビリティへの適用に向けた展望をご詳述いただいた。
富士経済 弘中様
xEV等の普及に伴い、既存のリチウムイオン電池の性能限界や課題が顕在化しつつある。
弘中様からは、マクロな市場データに基づく次世代電池の市場展望についてご解説いただいた。
全固体電池が突如として大型EVへ普及するのではなく、まずは耐環境性や安全性が必須となる産業機器等の小型用途で実績を積み重ね、段階的に大型モビリティ等へ市場を拡大していくという現実的な普及シナリオ・ロードマップをご提示いただいた。