学生のみなさんへ電子部品業界のご紹介
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電子部品業界の動向や仕組み,特徴を、業界団体であるJEITA電子部品部会ならではのデータに基づき徹底解説!先端技術やものづくりを志向する方は必見です。
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1電子部品とは?
電子部品の種類と応用例 ~身近で重要な存在、必要不可欠~
電子部品とは、電子回路/機器を構成する部品のことで、私たちが使っているスマートフォンをはじめ、PCやロボット家電,AI,医療機器など、電気で動くほとんどの機器に使われています。
電子部品は、電気で動くほとんどのモノに入っています。
例えば、私達が使っているスマートフォンにも、様々な電子部品が使われていて、
内部では、様々な電子部品が各種機能を担っています。
スマートフォンの便利な機能や動作は、電子部品が支えて実現しているのです。
電子部品には様々な機能/種類がある中、
積層セラミックコンデンサ(MLCC)は、最新のスマートフォンや自動車に数多く搭載されています。
電子部品は、私たちの生活にとても身近で、なくてはならない大切な存在なのです。
2電子部品業界の強み
大きな市場規模・利益率
電子情報産業の生産額の推移は堅調で、日系企業の世界生産では、電子部品が最大規模を誇っています。
出典:JEITA 2024年12月 電子情報産業の生産見通し
電子部品は、情報通信や自動車・家電・産業機器・医療・エネルギーなど、様々な用途に出荷されており、世界のエレクトロニクスを支える存在です。
日本の電子部品・半導体の輸出額は、自動車に次いで第2位。
電子部品産業は日本の基幹産業として、外貨獲得にも貢献しています。
電子部品業界では、素材メーカーから原材料を仕入れ、それらを加工して、電子機器が必要とする機能を “電子部品” として製造し、完成品メーカーに供給しています。
電子部品メーカーの役割 ~サプライチェーン~
設備の自動化や標準化による大量生産のスケールメリット、提案型/すり合わせ型のBtoBビジネスによる価格競争の回避等により、電子部品業界は、製造業の中では利益率の高い業種の一つとなっています。
高い競争力・参入障壁
電子情報産業における日系企業の世界生産では、電子部品が高いシェアを誇っており、
日本の電子部品業界には、世界シェアNo.1 の製品/企業が多数存在します。
原材料レベルからの技術開発や、電子材料メーカーとの連携により、新しい機能や独自の電子部品を実現。
製造装置の内製化や製造プロセスの垂直統合により、機能や品質・コストを作り込んでいます。
3電子部品業界で働くということ
社会に貢献・未来技術に貢献
電子部品は、スマートフォンやロボット家電, 医療機器, AIサーバーなど、身の回りの電子機器から社会インフラまで、様々な電子回路の中で活躍し、その進化を支えています。
例えば、電子部品の小型・微細化が、モバイル情報端末の小型化・高機能化を実現しています。
日本の電子部品の高信頼性は、自動車の高度化にも貢献します。
モノからコトの時代においても、ハードウェア/電子部品は必要不可欠であり、デジタル化・ネットワーク化が進む社会インフラも支えます。
これらの技術は、環境やエネルギーなどの社会課題を解決する鍵であり、電子部品業界で働くことは未来社会の実現に貢献することにもつながります。
グローバルに活躍
日本の電子部品メーカーは、世界中の製造業と取引を行い、グローバル市場で高いシェアと信頼を得ています。海外拠点や現地法人も多く、語学力や異文化理解を活かして、国際的なフィールドで活躍できます。
電子部品は出荷の8割が海外向けで、グローバルビジネスに関われるチャンスが豊富です。

電子情報産業において、日系企業の世界生産では、電子部品が最大規模を誇り、
日本の電子部品業界には、世界シェアNo.1 の製品/企業が多数存在します。
最先端グローバル企業とのビジネスを通じ、様々なニーズに応えることで、さらに技術が研鑽されていきます。
成長性・安定性・明るい未来
暮らしや社会のデジタル化/ネットワーク化により、電子部品の需要は今後も拡大が見込まれています。さらに、市場の景況や変動に対しても安定した成長が可能な業界構造。変化の激しい時代において、成長性と安定性の両方を兼ね備えた業界としても要注目です。
電子情報産業の世界生産額が堅調に推移する中、
電子部品には様々な用途があるため、業界の売れ筋や勢力図が変化しても、安定かつ持続的に成長することが可能です。
モノからコトの時代においても、ハードウェア/電子部品は必要不可欠であり、IoT関連機器の進化や需要に応えて成長を続けます。
専門性が活かせる ~様々なスキルの人材が活躍。文系にも幅広い職種
電子部品のものづくりは、物理・化学・機械・情報など、多岐に渡る技術の融合であり、理系の専門分野を活かせるフィールドが豊富です。
またそれらをサポートし、技術と事業をマネジメントする文系の要素も重要な役割を担っており、自分の強みを活かしながら、専門性を深めていける業界です。
幅広い職種が存在し、専攻や適性に合ったキャリアを形成

先輩社員
様々なフィールドの人材に活躍の場があり、自己の成長や働き甲斐を実感できます。
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