2002年情報端末関連機器の世界・日本市場規模および需要予測 |
X.イメージスキャナ |
2002年暦年のイメージスキャナ市場は、輸出を含めた総出荷台数ベースで662万台(前年比107%)、金額ベースで942億円(106%)となった。うち、フラットベッドスキャナが、台数ベースで国内出荷114万台(72%)、輸出529万台(120%)、金額ベースで国内出荷170億円(74%)、輸出590億円(123%)、シートフェッドスキャナが、台数ベースで国内出荷1万4300台(80%)、輸出6万3200台(123%)、金額ベースで国内出荷17.5億円(64%)、輸出79.2億円(124%)、フィルムスキャナが、台数ベースで国内出荷2万1000台(58%)、輸出8万3800台(77%)、金額ベースで国内12.6億円(62%)、輸出55.3億円(85%)となった。 国内出荷は景気の影響を受け、大幅に落ち込んだ。しかし、今後はMFPの普及による減少分をパソコンの出荷数増加による増加分がカバーし、微増となると予測される。輸出は国内メーカのシェアが伸びていることもあり増加した。この傾向は今後も継続すると予測される。 コンシューマ市場向けのスキャナは、国内メーカのシェアが伸びているが、北米市場、日本市場では出荷数が減少しており、2002年はやや落ち着いた伸びとなった。また、業務用スキャナでは、景気の影響により日本市場では減少し、輸出ではイメージファイリングやOCR等の業務用の市場が2002年も順調に伸びた。 T.ディスプレイ / U.プリンタ / V.固定磁気ディスク装置(HDD) / W.光ディスク装置 / X.イメージスキャナ / Y.OCR関連機器・ソフト / ◆2002年の市場規模◆ / ◆2005年の市場規模予測◆ (c)Copyright,JEITA,2003 |