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わが国は、いつでもどこでも地震災害が起こる国土であることを、忘れてはいけません。 |
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地震災害は非常に怖いものであることを、日常から充分に認識する必要があります。 |
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地震災害は他人ごとではなく、自分自身を守ることは個々の努めであり、だれかができることではなく、自分しかできないことです。心のスイッチを切り替えて、自助/警戒心を養うことが大切で、児童期からの日常的な教育、モラルの徹底が必要です。 |
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わが国が取り組んでいる緊急地震速報の利活用は、最先端の情報活用による人間関係の協調性を有するものであり、地震災害対策として徹底をはかることが重要であります。 |
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「緊急地震速報」は全ての人々にとって、経験したことのない全く新しい種類の情報です。 |
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速報を聞いた時に、落ち着いた行動をすぐにとらねば役に立ちません。 |
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いつ起こるかわかりません。だけど、速報を聞いた時には、地震はすでに起こっています。 |
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繰り返し発表され、最初の精度はあまり良くないが、時間とともに精度が良くなります。 |
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間に合わない、あるいは誤報であるという可能性があります。 |
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だけど、正しく使えば人命を救うことに役立ちます。 |
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日ごろからの準備と訓練による慣れが必要です。また、ご近所との協力が重要です。 |
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気象庁の許可を得た事業者は、地点ごとのきめ細かな予測を発表することが出来ます。 |
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上記「緊急地震速報」の意味を正しく理解して活用してください。 そのための広報活動を推進します。 |
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A |
「緊急地震速報」を提供する配信事業者、受信端末を提供する予報業務許可事業者または端末事業者、ならびにシステムインテグレータなど、この情報に関係する全ての事業者は、人々の人命を左右する情報を扱っているという自覚と責任を持ってシステムならびに機器を提供いたします。 |
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JEITAとして、システムの全体ならびに個別機器についてのガイドラインを制定し、各事業者に、これを遵守していただくことを強く要請いたします。 |
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B |
「緊急地震速報」はその情報の性質上、悪意による偽情報が流れると社会に混乱を引き起こします。また、粗悪な受信機器、配信システムなどによって同様の偽・誤情報が流れないようにしなければなりません。同時に、配信システムは一気に多数の受信端末に地震情報を配信しなければ成らないという宿命を持っています。このような技術的課題の解決と開発を今後も続けていく必要があります。 |
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JEITAは、課題解決のための技術開発と普及に尽力するとともに、粗悪な受信機器、配信システムの排除に努めます。 |
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C |
「緊急地震速報」は現在も改良を続けられている発展途上の情報です。更に進化し続けるITを活用するなどして、これからもどんどん改良され、より役に立てていただける情報へと進化を続けなければなりません。 本速報に関係する事業者はこれらのことを前提として、進化への対応を積極的に取り組みます。 |
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JEITAは、これらの技術革新・開発への支援を行うとともに、気象庁など関係機関との連携を深め、産業界の取りまとめ役を担います。 |
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