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電器電子製品有害物質使用制限管理弁法(改正中国版RoHS)の動向

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2016/7/1
中国版RoHSは2016年1月21日に改正され、2016年7月1日より施行されました。
改正された管理弁法(電器電子製品有害物質使用制限管理弁法)の原文は以下から参照ください。
2016/6/7
日経テクノロジーオンライン -JEITA通信- に改正中国版RoHSの記事を掲載しました。
「2016年7月1日施行の改正中国版RoHS、何が変わり注意点はどこか」

1.規制概要

  • 対象製品:中国国内で生産、販売、輸入された電器電子製品
     (定格電圧が直流1,500V /交流1,000Vを超えない製品及び付属品)
  • 対象物質及び規制値:
    鉛、水銀、六価クロム、PBB、PBDE: 1000ppm
    カドミウム: 100ppm
  • 施行日:2016年7月1日
  • 適用除外項目:なし(但し第二ステップでは達成管理目録に収載した製品に対して設定する予定)
  • 規制方法:2段階規制
    第一ステップ:汚染制御表示(2016年7月1日より施行)
    第二ステップ:合格評定制度に基づく含有制限(達成管理目録に収載された製品が対象)(施行日未定)

2.第一ステップと第二ステップ

  • 第一ステップ:有毒、有害な物質の標示
    ・製品中の有害物質を標示し、それらの名称、含有量、存在部位と回収の可否等を明記(管理弁法13条)
    ・環境保護使用期限を標示(管理弁法14条)

(注1)標示の様式、方法は業種標準SJ/T11364-2014への適合が必要
(注2)有害物質を含有していない場合は以下に示す「電子情報製品汚染防止標識」を、含有している場合は
     同じく「環保使用期限」を製品上に標示する
(注3)「環境保護期限」は、生産者/輸入者が自身で確定し、製品上に標示(管理弁法15条)
(注4)改正に伴い包装材料の名称標示の義務はなくなったが、GB/T 18455-2010への適合による対応を推奨

有害物質使用制限マーク

マーク1
(対象物質非含有)
マーク2
(対象物質含有)
※数字は環境保護使用期限を示す

有害物質名称および含有有無の標示例(有害物質使用制限マーク2の場合、必ず標示が必要)

部品名称
(Pb)
水銀
(Hg)
カドミウム
(Cd)
六価クロム
(Cr6+)
ポリ臭化
ビフェニル(PBB)
ポリ臭化ジフェニル
エーテル(PBDE)
プリント基板 × ×
HDD、DVD等 × × ×
筐体・シャーシ ×
キーボード × ×
附属品(ケーブル、
マウス、リモコン)
× ×

○:当該部品の全ての均質材料における有害物質の含有量がGB/T 26572-2011標準に規定する限界量の要求以下
  であることを示す。
×:当該部品の少なくとも一種類の均質材料における有害物質の含有量がGB/T 26572-2011標準に規定する限界量
  の要求を上回ることを示す。
 (企業は実際の状況に基づき 、上表中で「?」をつけた技術的理由について本箇所に説明を付すことがで
  きる。)

  • 第二ステップ:合格評定制度に基づく含有制限
    ・達成管理目録に収載される製品に対して、合格評定制度に基づき有害物質の含有を制限(管理弁法17条、18条)

3.関係者の役割と責任

■設計者: 【第9条】 無害/低害で、分解しやすく、回収利用に便利な方法を採用する
■生産者: 【第10条】資源利用率が高く、回収処理がしやすく、環境保護に役立つ材料や技術、
      プロセスを採用
■生産者&輸入者: 【第12条】容器包装物に、無害で、分解しやすく、及び回収利用に便利な材料を使用し、
      容器包装物の使用に係る規格を遵守
【第13条】含まれる有害物質について、名称、含有量、製品・使用部品の回収の可否、
      不当な利用/処分による環境・人間の健康への影響、などの情報を明記
【第14条】【第15条】環境保護期限を自ら決定し、本制限の標識に係る規格に従い表示
■販売者: 【第16条】本制限に係る規格に違反する電器電子製品を販売してはならない
■関連業界団体: 【第15条】環境保護使用期限に係る指導意見を制定し、届出(奨励)

4.第二ステップ(合格評定制度に基づく含有制限)について

  • 改正中国版RoHSでの第二ステップ(合格評定制度に基づく含有制限)に向けた動き
    ・中国当局は、2011年に公布した国家推進自発的認証制度を主とした“複数の方式”を採用する意向を示
     している
    ・産業界は、EU RoHSと同様の企業による自主適合宣言の採用を要請している
    ・中国当局は、当制度及び達成管理目録に関する意見募集を行い、産業界からも意見を求める予定

5.改正中国版RoHSのFAQ

(参考)中国版RoHSの改正前後の主な相違点

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