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2004年情報端末関連機器の世界・日本市場規模および需要予測
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V.固定磁気ディスク装置(HDD)

 固定磁気ディスク装置(以下HDDと略す)の市場を3.5型と2.5型の2つに区別して予測を行った。なお,本報告書では,2.5型に1.8型1型を含めて予測している。


[ 1: 2004年の市場規模 ]

 2004年のHDD出荷は,コンピュータ需要の堅実な伸びとデジタル家電に代表される新規市場の急激な立ち上がりにより,世界・国内共に前年と比較して増加した。
 2004年の全世界での総出荷台数は2億9,580万台(前年比17%増)であり,そのうち日本国内向けは2,755万台(前年比17%増)となっている。
 サイズ別では3.5型HDDは,全世界で2億2,764万台(前年比13%増)の出荷であり,そのうち日本国内向けは1,737万台(前年比15%増)となっている。HDD出荷に占める3.5型の割合は,全世界で77%,国内で63%となっており,依然としてHDD需要の大勢を占める。
 2.5型HDDは全世界で6,816万台(前年比32%増)出荷され,そのうち日本国内には1,018万台(前年比20%増)が出荷された。出荷台数に占める2.5型の割合は, 全世界で23%,国内で37%であり,国内での割合が全世界に比べて高い。その理由としては国内でのノートパソコンの需要比率が,全世界に比べて高いことが挙げられる。


[ 2: 2007年までの需要予測 ]

 2005年以降もHDDは大容量・速度・価格などから現状では代替する記憶装置が皆無であり,今後ともコンピュータシステムにおけるプライマリ外部記憶装置としての地位は変わらないと思われる。さらにAV機器や監視カメラ用記録機器,車載機器,プリンタ,コピー機等の事務機器へのHDD搭載が進展し,世界,国内市場共に拡大すると予測している。
 2007年までの出荷台数は順調に増加し,全世界で2007年の出荷予測台数は3億8,974万台(年平均10%増)であり,そのうち日本国内向けは3,389万台(年平均7%増)となっている。
 3.5型HDDはローエンドクラスではデスクトップパソコンに使われ,ミドルからハイエンドクラスのものは各種のサーバやストレージに使われている。ローエンドでは,特にコストが重要視され,ミドルからハイエンドでは性能や信頼性が求められている。2007年の予測では,全世界で2億7,677万台(年平均7%増)である。そのうち日本国内向けは2,072万台(年平均6%増)と予測している。中でも大容量HDDを搭載したHDDレコーダ等の新規市場の急速な伸びを予想している。
 2.5型HDDの出荷台数は,ノートパソコンの出荷の伸びに連動している。2.5型においても1台で100GBという大容量を実現する一方で小型化及び省電力化が図られた。今後は音楽プレーヤなどの新しい市場がさらに拡大すると予測している。2007年には,全世界で1億1,298万台 (年平均18%増),うち日本国内には1,318万台(年平均9%増)が出荷されると予測している。



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©JEITA,2005