
2004年情報端末関連機器の世界・日本市場規模および需要予測

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X.光ディスク装置
[ 1: 2004年の実績 ]
2004年の光ディスク装置日本市場は,出荷金額2,790億円(対前年度比90%)と予測した。世界のマーケットとしては供給台数が伸びているものの,装置価格は微減しておりビジネス的に厳しい状況といえる。2004年の光ディスク装置の出荷台数は,世界市場で2億4,351万台(対前年比110%)と堅調に成長したのに対して,日本市場で1,875万台(同91%)と減少している。光ディスク装置の世界市場は,2002年以降安定した成長がみられたが日本市場は,ROMドライブ装置の需要減少により落ち込みがみられた。市場では,製品の種別構成が大きく変化している。特に高機能な追記書換型DVD装置は大幅に躍進し,2004年にCD-R/RW装置とのシェアの逆転が起きている。
[ 2: 2007年までの予測 ]
光ディスク装置の今後の出荷台数に関しては,2006年に2億5,165万台とほとんど成長が見られないのに対して,2007年は2億5,957万台と103%の微増を予測している。マーケットの成長にはさほど大きな期待は持てないものの,製品の種別,構成は大きく変化し,特に追記書換型DVD装置がシェアを大きく伸ばし,2004年にはCD-R/RW装置とCD-R/RW+DVD-ROM複合装置のシェアを追い越した。追記書換型DVD装置が著しく伸張した要因としては,HDDの大容量化により,大容量データのバックアップや交換の必要性が生じたこと,パソコンのCPUの高速化でデータの処理速度がさらに向上し,動画アーカイブ,動画配布などの動画編集処理が可能な製品の比率が高まったことなどが挙げられる。2005年後半には,青紫レーザを搭載したパソコン用光ディスク装置の登場も予想されるが,当面は,民生用DVDレコーダーとの相乗効果もあり,追記書換型DVD装置の成長が継続するものと考えられる。
今後,ネットワークの高速化や地上波デジタル放送が充実し始め,HDDの大容量化を背景に,高精細画像を長時間記録できる光ディスク装置が要求される。したがって,このような環境において光ディスク装置がさらに活用されるには,大容量化が重要であり,青紫レーザを搭載したパソコン用光ディスク装置の需要は2007年より伸び始めると予測する。
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©JEITA,2005
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