
2004年情報端末関連機器の世界・日本市場規模および需要予測

|
Z.OCR関連機器/ソフト
近年の市場動向として,金融分野(銀行,生保損保,証券 etc),流通分野の統合再編や官公庁,地方自治体の合併等の動きにより,大量かつ多種類の帳票を短時間あるいは簡単手軽に入力できるOCRが求められている。また,業務の合理化,省力化,効率化,視認性の向上のため帳票の電子化が広がる中でOCR化したい帳票の要求も様々なサイズ,紙厚,紙質の帳票や多色印刷等と広がっている。こうした市場ニーズに応える製品として,OCR関連製品の適用可能な業務範囲は年々拡がってきている。
2004年(2004年1月から12月)のOCR関連装置市場は台数(本数)ベースで約28万台,金額ベースで約124億円となっており,前年比でそれぞれ約40%増,約14%減という結果になった。台数(本数)ベースの数値が大幅に増加した主な要因としては,全体の大半を占めている文書用OCRの「ソフトウェアタイプ」の急激な伸びによるものである。また,台数(本数)ベースの伸びに相反し金額ベースの数値が大幅に減少した主な要因としては,金額構成比で大半を占める伝票処理用OCRの「デバイスタイプ」が大幅な減少によるものである。
台数,金額ベースの落ち込み要因として,市場ニーズが,パソコンや一般イメージスキャナの性能向上により,分散業務における前線(窓口)入力や,業務の効率化/経費削減を必要とする小規模ビジネスユースでは,「デバイスタイプ」ではなく,「ソフトウェアタイプ」を購入するケースが増大している。その影響で,「デバイスタイプ」の台数・金額ベース共に減少したと予測している。
この傾向は今後今後加速すると思われ,近い将来,「ソフトウェアタイプ」が台数ベースで「デバイスタイプ」を上回ると予測する。
TOP /
ディスプレイ /
プリンタ /
固定磁気ディスク装置(HDD) /
ネットワークストレージ /
光ディスク装置 /
イメージスキャナ /
OCR関連機器・ソフト /
2004年市場規模 /
2007年市場規模予測
©JEITA,2005
|