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化学物質管理の取組み

活動内容Activities

◆液晶ディスプレイ素材の安全性
  • 液晶
    液晶材料メーカーにおいて、毒性の代表試験である経口急性毒性試験と変異原性試験の代表試験であるAmes testにより安全性が確認された化合物だけが市場に出されています。
    >>液晶材料について
  • ガラス
    液晶ディスプレイのガラスは特性を維持するための成分を添加している場合があります。
    通常の使用状態での安全性は確認されていますが、廃棄後の特殊な環境によっては溶出する可能性もありました。しかし、JEITA会員各社の努力により、懸念のある物質の削減に取り組んでおり、国内で生産される液晶ディスプレイでは現在、全廃されています。
  • 偏光板
    代表的な構造としては、ポリビニルアルコール(PVA)にヨウ素化合物をホウ酸で架橋することにより偏光機能を持たせたフィルムを中心に構成されたシートになっています。ヨウ素、ホウ酸は架橋された状態で安定しています。
  • CCFL管(冷陰極管)バックライト
    バックライトのCCFL管(冷陰極管)には通常の蛍光灯と同様水銀が使用されています。この水銀は技術的に回避できないため、継続使用されています。割れたりしないよう、蛍光灯と同様の取り扱いが必要です。
  • LEDバックライト
    LEDバックライトには水銀は使用されていません。環境負荷の少ない構造です。

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